昭和20年代に建てられた銭湯の建物が、オフィス兼イベントスペースとして生まれ変わり、6月8日から10日まで内覧会として一般開放された。今後はギャラリーやワークショップなどで活用していきたい考えだ。かつての名から「Re桜湯」と名付け、銭湯のような「人が集まり、文化や情報を発信する場所」を目指す。
桜湯は1954年、金沢区富岡東で開業し十数年営業したと伝えられる。その後、工場建屋やコンビニエンスストア、消費者金融拠点などとして使われていた。
物件を相続していた櫻井友晶さんは昨年、経営する会社の移転を計画。施工や空間プロデュースを金沢区福浦にある株式会社HIGASHI-GUMIに依頼した。
その時の建物は、使用空間の内側も外側も白い壁で隠されていた状態。「どこに何があるか分からないので、丁寧に手作業で剝がしていった」と担当した青木穣さんは話す。工事が進み覆いを取り除いていくと、当時のままの姿の柱やガラス戸、着替え置棚、ペンキ絵などが現れた。「大工さんも驚いていた。ひとつひとつ丁寧に作られたことが分かる建物で、今は手に入らない木材をあちこちに使っていた」
残せるところは残しながら、生まれ変わった「Re桜湯」は、同社の蔵書約1万冊を配した正方形の棚で空間を区切り、開放的な雰囲気を演出。モダンな内装でありつつ、どこか懐かしさが漂う空間を作り上げた。
「Re桜湯」は基本、櫻井さんが営む不動産業や損害保険・生命保険代理業などのオフィスに使用。日程を限定し、憩いの場となるような本を読める空間やワークショップなどのイベントが開催できる場所として提供していく。櫻井さんは「名前の"Re"には、あるべき姿に戻すという思いを込めた。かつてのように人の集まる場所になれば」と話した。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
小学生と関わる仕事をしてみませんか?小学校内及び民間施設等の職場で、放課後の子どもたちの学習支援や遊びを行います。 https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/hokago/bosyu/ |
医療法人社団景翠会 金沢病院グループ一人ひとりに丁寧に寄り添うことを大切に、地域の皆さまが安心して暮らせるサービスを提供しています。 |
|
マチニオンガエシ能見台金沢区で活動するハマロードサポーターです。能見台駅近くの堀口交差点付近で植栽活動をしています。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
金沢区・磯子区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>