NPO法人野口英世よこはま顕彰会は、NPO法人横浜金沢文化協会と連携し特別講演会「歴史を生かしたまちづくりと地域活性化」を6月18日、オフィスかなざわ(金沢スポーツセンター内)で開催した。
同顕彰会は、金沢区長浜にある明治期の木造建築物「検疫資料館(旧1号停留所、登録有形文化財)」の保存と利活用を目指し活動している。今回の講演は、各地の遺産などを活用した「まちづくり」について詳しい横浜歴史資産調査会の常務理事、米山淳一さんを講師に迎えることで、地元遺産の利活用の意義を広めたい考えだ。
当日は定員一杯の約30人が参加した。米山さんは、全国各地のその土地固有の歴史・文化・自然などの「地域遺産」を保存・活用するまちづくりの姿を紹介。「楽しく、あせらず、末永く」活動することの大切さを指摘した。
顕彰会の担当者は「目から鱗の考え方も示された。利活用のアイデア創生の起爆剤になるものと期待している」と話した。紹介しきれなかった話もあるため、7月にも開催が予定される。
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