西金沢学園
パラスポーツで共生学ぶ
元IPC理事らと交流
11月21日
金沢区や磯子区などを可聴エリアとするコミュニティラジオ放送局「金沢シーサイドFM」が、10月1日に開局した。周波数は85・5MHz。生放送で地域の魅力などを発信するだけでなく、災害時には行政と連携した情報発信も行っていく。
並木から生放送
金沢シーサイドFMは「まちおこしラジオ局」として、地域の魅力や旬な情報を発信するラジオ局。災害時には災害関連情報の発信ステーションとして、地域に密着した防災・被災・被災後の情報も伝える方針だ。ラジオの周波数85・5MHzに加え、インターネット上のコミュニティFM専門配信プラットフォーム「エフエムプラプラ」や、同アプリからも聞くことができる。
本社スタジオは、金沢区並木の商業施設「ビアレヨコハマ」本館2階に立地。このスタジオから、毎日午前7時から午後10時まで生放送を行う。ガラス張りで、放送の様子を外から見ることができる。
初日は午後1時から、開局に協力したスポンサーなどが出演する開局特別番組を放送した。共同代表取締役社長の松原勇稀さん(関東学院大4年)は「全て生放送なので、お店のセールや、災害時の情報などを瞬時に発信できる。この町のためになる情報を伝えていきたい」と話す。
地元企業が支援
同局を運営するのは、関東学院大の学生らが立ち上げた株式会社金沢シーサイドFMだ。同社は同大経済学部のゼミ研究から生まれた金沢区コミュニティFM設立委員会を起点に、21年6月に設立。今年9月27日付で総務省関東総合通信局から本免許が交付されて開局に至った。
松原さんをはじめとするスタッフが地域を回り、開局にあたっては地元を中心に200弱の企業などから出資を受けた。支援するスポンサーからは「地元のためにという気持ちを応援したい」「一緒に金沢区を盛り上げたい」といった声があがる。
番組を進行するパーソナリティ15人のうち、12人は金沢区民。地元民の視点から地域の情報を伝えていく。また、災害情報の発信のため、区役所や警察、消防などとも連携していく方針だ。
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