(PR)
関東学院女子短期大学同窓会「香葉会」が解散 つなぐ誇り、残したい思い 活動続け50年 絶えぬ愛校心
創設50年、改組後も会誌製作のほか、さまざまな活動を続けてきた関東学院女子短期大学の同窓会「香葉会」がこのほど解散の時を迎えた。会長の山口佳子さんは「今後も有志で情報発信だけは続けたい」としている。
会は「当時の大学同窓会から独立して自分たちの同窓会をという諸先輩の思い」から生まれた。現在も北海道から沖縄、海外まで約3万人の同窓会会員が在籍している。
これまで卒業生と在学生の架け橋の役割を担い、会誌「香葉」の製作、総会の開催、女性活動家を招いての講演会、実体験型取材活動など多岐にわたる活動を展開。とりわけ、学生時代に楽しいひとときを過ごした天城山荘における「リトリート」(修養会)を懐かしんでの「天城山荘ツアー」は、多くの卒業生が参加し、世代を超えて交流を図ることができる機会だったという。
改組後も活発に活動
2002年に改組し、関東学院大学人間環境学部が設置された後も20年続いたのは、学び舎での輝く2年間が愛校心を育て、卒業生たちの胸に生き続けてきた証。会を存続させる上で、一つは、「学院の校訓である『人になれ奉仕せよ』の精神のもと、会をどう社会活動に生かしていくかに主眼を置いた」と山口さん。総合学園である関東学院全体でのつながりを大切にし、地域での交流活動を活発に行い、一つ一つの成果が関東学院としての誇りとなり、さらなる支援の源となるよう全力を注いできた。
もう一つは、同女子短大の名を残すこと。返済のない「関東学院女子短期大学記念奨学金」「関内キャンパス銘板」「香葉賞の創設」に加え、卒業生がかかわったアニメ「氷川丸ものがたり」のエンドロールへの表示などはその一例だ。
こうした多彩な活動で存在感を示してきた会だったが、改組後20年の節目を迎えた昨年、存続についてさまざまな議論がなされた結果、昨年末に解散の運びとなった。
これまで活動を続けられたことについて山口さんは「すべては活動を通じて出会った方々にあると考えます」と振り返るとともに、「たくさんの出会いをくださった同窓会・香葉会に感謝しています」と謝意を込めた。
「香葉会の方々、関東学院同窓会の方々、ありがとうございました」
|
「丈夫な血管」目指し冬に備える11月21日 |
|
|
|
|
|
<PR>