金沢区の関東学院大学サッカー部の狩野海晟さん(経営学部4年)がこのほど、2024年シーズンからJ2リーグのモンテディオ山形へ加入することが内定した。
宮城県出身の狩野さんは、小学1年の時に1歳上の兄と一緒に地元のクラブでサッカーを始めた。以来、サッカー漬けの日々を送り、高校時代は同クラブのユースチームに所属。同大では背番号10をつけ、今年は主将の一人としてチームをまとめる。
同期に負けずプロに
中盤の選手で、左右両足からの正確なパスで攻撃を組み立てるプレーを持ち味とする狩野さん。ユース時代は、3月に日本代表に選出された半田陸選手とともにプレー。高校2年でプロになった同期を見て「当時は悔しさより、すごいと感じて差があると思ってしまっていた」と振り返る。
それでもサッカーを始めた時から意識してきたプロの舞台を目指し、同大進学後も練習を重ねてきた。「自分の得意なプレーだけでなく、チームで求められることもやらないと」。長所を出しながらもチームに貢献するために考え続けた結果、プロとしてのスタート地点にたどりついた。
今年はJリーグ特別指定選手の承認を受けており、大学に所属しながらプロの試合に出る可能性もある。「早くプロでプレーして、今まで支えてくれた人たちに恩返しをしたい」と狩野さん。Jリーグでの活躍の先に、世界でのプレーも見据えて挑戦を続ける。
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