磯子小学校はこのほど地域と協力し、昨年度の6年生から募ったランドセルをミャンマーの子どもたちへ寄付した。
寄付のきっかけは、同校の近くにある真照寺の水谷栄寛住職の話だった。2月に開かれた学校運営協議会の場で、水谷住職が所属するロータリークラブで奉仕活動として取り組んでいた同様の活動を紹介。話を聞いた同協議会のメンバーが賛同し、同校として初めて取り組むことを決めた。3月上旬に寄付を呼びかける便りを全校へ配布して、約3週間にわたって募集。その結果、卒業を迎えた6年生から合計30個のランドセルが寄せられた。
集まったランドセルは4月6日に現地へ向けて発送された。今後は同国日本人会の会長を通して現地の子どもたちに渡す予定だという。
企画に携わった学校地域コーディネーターの小島秋子さんは「初めてだったが、多くの人にご協力いただけた。子どもたちには普段からものを大切に使うことで、世界のどこかで役に立つことがあると知ってもらえれば」と話した。
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