磯子区の岡村小学校(川村真弘校長)に4月26日、アフリカの現代アート「ティンガティンガ」の絵画が贈られた。
寄贈したのは横浜市出身で、アフリカ・タンザニア在住の島岡強さん((株)バラカ代表)。島岡さんはアフリカの状況や文化などを伝えようと、磯子区在住の写真家・新井秀幸さんと協力して市内の学校などへ絵を贈っている。この日は島岡さんと妻の由美子さん、新井さん、現地でアートを学んだ中島文子さんが同校を訪れ、全校集会の場で絵画を寄贈。写真を見せながら、現地の生活についても語った。
また、6年生向けに6色のペンキを使うティンガティンガを描くワークショップも実施。中島さんの解説を聞き、児童たちは6色の絵の具を混ぜ合わせ、サイやゾウ、キリンの下絵に思い思いの色を塗っていった。
同校への寄贈は12年ぶり2度目。川村校長は「前回は東日本大震災後、絵画で元気をいたただいたと思う。再びこうした機会をいただけてありがたい。今回は新型コロナウイルス感染症予防対策に頑張ってきた子どもたちへのプレゼントのように思う」と話した。
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