金沢区の夏の風物詩「金沢まつり花火大会」が今年8月、4年ぶりに海の公園で開催される。新型コロナウイルス感染拡大防止などにより、2020年から3年連続中止に。4年ぶりの開催に期待が寄せられている。
第1回金沢まつりは1975年8月に野島公園で開催され、今年で49回目を迎える。毎年8月第4土曜日に開催され、秋の「いきいきフェスタ」とあわせて金沢区の一大イベントになっている。前回19年の観覧者数は約25万人。
今年の開催は8月26日(土)午後7時から8時まで。打ち上げ数もこれまで通り約3500発を予定。見どころは各種スターマインの連発や、結婚、還暦、長寿などを祝う「お祝い花火」の企画も予定している。
当日は正午から午後8時まで、地元飲食店による出店も。有料観覧席はなく、砂浜や公園内の芝生に座って花火が見られる(前日からの場所取りは禁止)。午後6時30分から9時まで交通規制も予定しており、公共交通機関での来場を呼び掛けている。第49回金沢まつりの横井正巳実行委員長は、「花火大会を再開できる日を待ち望んでいた。ぜひ当日は会場の海の公園で、夏の夜空を彩る花火を楽しんでいただきたい」と話した。
地元から思いをつなぐ
花火大会が3年連続中止となった昨年、金沢東部地区連合町内会は、花火大会への思いが薄れないようにと動画やチラシを作成していた。4年ぶりの開催について、同会の小田桐光数会長は、「大空に打ち上がる花火は元気をくれる。昨年まで子どもたちに我慢してもらったが、体いっぱいに空を仰いでたくさんの元気をもらえたら」。
問い合わせは金沢まつり実行委員会事務局(金沢区役所地域振興課内)【電話】045・788・7801。
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