サッカーJ1のサガン鳥栖への加入が内定し、Jリーグデビューを果たした 長澤 シヴァ タファリさん 関東学院大学4年 21歳
「人を喜ばせる」選手に
○…金沢区の関東学院大学サッカー部に所属し、2024年シーズンからJ1のサガン鳥栖への加入が内定した。今季は特別指定選手の承認を受け、すでにJリーグやカップ戦でデビュー。「スピードとかプロで通用する部分も感じたけど、まだまだ細かな部分は足りない」。186cmの恵まれた体格やスピードを生かした対人守備や、前線への推進力を武器にするディフェンダーとして、プロの舞台で大きな一歩を踏み出した。
○…ブラジル人の父と日本人の母のもと、ブラジルで生まれ、すぐに家族で日本へ。小学3年で横河武蔵野FCのサッカースクールに入り、中高時代は東京武蔵野シティでプレーした。「始めた頃から、漠然とプロになりたい気持ちがあった」。当時の監督の誘いや練習参加で感じたレベルの高さから「ここなら成長できる」と感じて同大へ進学。日々の練習や試合を通して成長を遂げ、鳥栖への内定をつかんだ。「大学と同じように、鳥栖は自分が成長できる環境だと感じた」
○…現在は大学の近くで一人暮らし。鳥栖のチーム帯同時は寮生活で、同大OBや寮暮らしの選手と過ごす時間が多いという。「食事に連れて行ってもらうと、九州のご飯は何を食べてもおいしい」。アニメを見たり、音楽を聞くことが息抜きになっている。
○…「プロへ進むことはできたけど、大学ではまだ結果が残せていない」。今季は同部の主将を務め、最後の1年で関東大学リーグ1部昇格と総理大臣杯での上位進出を目指す。「チームの勝利に貢献し、人を喜ばせたい」。4月には22歳以下日本代表の合宿にも初参加。世界の舞台を目指し、家族やサポーターをはじめ、応援してくれる人々への感謝をピッチで体現していく。
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