磯子区杉田地区の市民利用施設が連携し、地域でアートを楽しむ「つながる杉田 みんなでプラネタリウム」を展開している。年代や障害の有無などを問わず皆で塗り絵を楽しみ、大きな作品を作りあげる企画。今年は星の塗り絵を集めてプラネタリウムを作る。塗り絵は6月30日(金)まで募集しており、実行委員は多くの参加を呼びかけている。
企画は磯子区民文化センター杉田劇場、杉田地区センター、こども家庭支援センター ゆいの木、新杉田地域ケアプラザのスタッフからなる「つながる杉田実行委員会」が主催。「みんなで杉田の街を盛り上げよう!杉田の街で楽しもう!」という思いから、2022年に各施設が連携した企画をスタートさせた。
昨年の第一弾は杉田劇場で前年に行った企画をもとに、「つながる杉田〜みんなで花火!〜」を実施。各地から「花火のカケラ(塗り絵)」を募ると、総数1456枚の塗り絵が集まった。それぞれの塗り絵を組み合わせていくつかの大きな花火を作り、杉田劇場で展示。同ケアプラザの清水礼さんは「予想以上に多くの塗り絵が集まり、完成した作品は素晴らしかった。地域からも好評だったので、今年も地域で一緒に取り組みたいと思った」と話す。
6月末まで募集
昨年の取り組みを踏まえ、実行委員会は今年1月から準備を開始。テーマを星空に変え、星や惑星、流れ星の5種類の「夜空のカケラ(塗り絵)」を用意した。
4月から地域の施設や店舗、保育園などに協力を呼びかけ、5月末から塗り絵の配布や回収を始めた。塗り絵は上記4施設や地区内の協力店舗などで配布。回収ボックスは4施設だけでなく、プララ杉田、らびすた新杉田、浜中学校コミュニティハウスに6月30日まで設置している。
地区センターでは7月8日(土)、集まった塗り絵を星空に仕上げていくワークショップも実施。午前10時から11時30分と、午後1時から2時30分の2回。参加無料で、対象は小学生以上、定員は各回先着10人(組)。
完成した作品は杉田劇場(8月3日〜6日)と、磯子区役所1階区民ホール(9月2日〜5日)で展示する予定。同ケアプラザの花坂あかねさんは「ワークショップもあるので、プラネタリウムの作品になる過程も楽しんでほしい」と話している。
ワークショップの申し込みは杉田地区センター【電話】045・775・0541。企画に関する問い合わせは新杉田地域ケアプラザ【電話】045・771・3332。
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