神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

横浜FC親会社 新球技場寄贈提案を撤回 三ツ沢公園再整備で市に

社会

公開:2023年7月6日

  • LINE
  • hatena
多くの試合が行われているニッパツ三ツ沢球技場
多くの試合が行われているニッパツ三ツ沢球技場

 三ツ沢公園=神奈川区=の再整備に関連し、サッカーJ1・横浜FCの親会社である株式会社ONODERA GROUPは6月23日、横浜市に提案していた公園内に新球技場を建設し、市に寄贈するという提案を取り下げたことを発表した。

 公園内の「ニッパツ三ツ沢球技場」は1955年に建設され、64年の東京五輪ではサッカー会場として使用された。現在は市民の利用に加え、横浜FCや横浜F・マリノス、YSCC横浜といったJリーグのチームをはじめ、ラグビーリーグワンの横浜キヤノンイーグルスなど6つのプロチームが使用。年間を通じた稼働率は国内の球技場の中でも突出している。

 建設から約60年が経過して老朽化が進むとともに、観客席に屋根がなく、雨の中での観戦を余儀なくされている。加えてバリアフリー化も不十分であることなど、Jリーグのスタジアム基準を満たしていないことから、市は球技場の改修やこれに伴う再整備に向けた検討を進めている。

 同社は昨年10月、公園内に横浜FCのホームスタジアムとなる新たな球技場を建設し、市に寄贈することを提案。提案では60年間使用料を無料とすることや新たな球技場の名前を「ONODERAスタジアム」とすることなどが条件とされていた。市は老朽化などを理由に球技場を公園内に建設する方針を示し、同社の提案も含めて再整備を検討するとしていた。

「採算性など考慮」

 同社は「法規制や事業採算性などを熟慮した結果、想定計画の実現は困難であると判断し、提案を取り下げざるを得ないと決断した」と提案撤回の理由を説明している。

 市側は昨年12月にまとめた「再整備基本構想案」に基づき、検討を進めていくとしているが、完成時期などは明確になっていない。

金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6

投票所に記入補助具導入 衆院選から配備

投票所に記入補助具導入 衆院選から配備

横浜市、障害者の環境向上へ

10月5日

横浜市 7〜8月の猛暑日が過去最多を記録 地域によって気温差も

横浜市役所で子ども向けハロウィーンイベント

横浜市役所で子ども向けハロウィーンイベント

10月19、20日 歌やダンス、体験ブースなど

10月4日

シニア管弦楽団が演奏会

シニア管弦楽団が演奏会

10月14日、磯子公会堂で

10月3日

旧川合玉堂別邸で囃子

旧川合玉堂別邸で囃子

10月5日、とみおか連

10月3日

横浜の高校が集合

入場無料

横浜の高校が集合

14日、21校参加の相談会

10月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月26日0:00更新

  • 8月15日0:00更新

  • あっとほーむデスク

    8月8日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月5日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook