磯子区の文化・体育施設「たきがしら会館」を練習拠点としているプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」(横浜BC)は1月17日、磯子区連合町内会長会と磯子区との3者でホームタウン活動に関する協定を締結した。協定に基づき、相互に協力しながら区内で地域貢献や地域活性化につながる活動を展開していく。
横浜BCは(株)横浜ビー・コルセアーズ(白井英介代表取締役)が運営し、都筑区に拠点を置くチーム。日本代表として2023年のワールドカップでも活躍した河村勇輝選手らが所属し、日本一を目指してB1リーグを戦っている。
トップチームはチーム創設間もない頃から同館を練習拠点とし、23年6月からは同社が同館の指定管理も開始した。今後も同館を拠点に相互の連携を強化し、磯子区での地域貢献や地域活性化につながるホームタウン活動を進めるため、今回の協定が結ばれた。協定締結は都筑区に続き、市内2区目。
協定締結に伴い、1月22日に白井代表が区役所を表敬訪問。区連合町内会町会の横田秀昭会長、関森雅之区長と懇談した。「たきがしら会館を練習の拠点としてくれてありがたい。磯子まつりへの熱心な参加をはじめ、今後も協力してほしい」と横田会長。関森区長は「子どもたちから大人まで元気になるような地域振興になっていけば」と期待を込めた。
小学生向けクリニック
ホームタウン活動の第一弾として、春休み期間中に区内在住・在学の小学生を対象にしたバスケットボール・クリニックを同館で開く。所属選手やコーチらが講師となり、子どもたちにバスケの楽しさや技術を伝える機会とする予定だ。
白井代表は「イベントを通じた選手やコーチたちと地元の方々の交流、たきがしら会館を地域の方々に使っていただくことでスポーツを通じた心身の発達・育成にも貢献できれば」と話した。申し込み方法などクリニックの詳細は後日、同館や磯子区ホームページで公表する。
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