地元企業のものづくりの魅力を発信するNPO法人「Aozora Factory」が1月22日、能見台小学校で「スクールファクトリー」を行った。
金沢区の企業から提供された廃材や材料を使ったものづくりを小学校で体験してもらおうと初めての企画。「ゴミからつくるダイゴミが未来を救う!LINKAIの廃材で何つくる?」をテーマに5年2組31人がものづくりに挑戦。廃棄されるものに新たな価値を加えて再生する「アップサイクル」についての説明や、旧富岡高校出身で筑波大学附属小学校図工教員の笠雷太さんの授業も行われた。
児童は廃棄されるパソコンのマウスやキーボード、コルク、木材などの材料に触れた後、自由にものづくりに取り組んだ。「家でやったら怒られる」と言いながら、トンカチでマウスを分解しようとする児童も。同法人の本多竜太代表は「廃材を使って何かを作るというゴールを決めず、質感や材質に触れてもらうことが重要だと感じた。今後も継続的に開催していきたい」と話した。
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