苗植えを生徒に教える奥井代表(左）
アマンダリーナ合同会社は５月10日、柴シーサイドファーム＝金沢区柴町＝で西柴中学校の生徒らを招き「金澤八味唐辛子」の材料になる唐辛子の苗植え体験を実施した。
同校のＳＤＧｓをテーマとした総合的な学習の一環で、３年生約90人が参加。地元の（株）グリーンファームから仕入れた唐辛子・青唐辛子の苗全１１０株を同社の奥井奈都美代表の解説のもと植えた。
唐辛子は同社が手掛ける金沢区ならではの逸品「金沢ブランド」認定商品の「金澤八味唐辛子」の材料となり、早ければ年内に商品となる予定。参加生徒の一人、山田さくらさんは「土に穴をあけるのが難しかったが、丁寧に手本を見せてくれたので、とても楽しく植えることができた」と笑顔で話す。
地元農業に関心を
苗植え後には、同所で自然農法に取り組む宍倉実さんの畑も見学し、生徒らは地元で行われている農業の様子を学んだ。金澤八味には唐辛子の他にみかんの皮、しそ、昆布、椎茸粉などの地元産材料が使われている。
奥井代表は、「生徒の皆さんがとても生き生きと、興味をもって取り組んでいてよかった。今回の体験を通して、地元農業に興味をもってもらえたら」と語った。
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