磯子区社会福祉協議会は6月3日、日本サントスキャブ(株)と「見守りネットワーク事業」に関する協定を結んだ。
同事業は誰もが地域で安心して暮らし続けられる社会を目指し、事業者と協力して地域の見守り活動を進めるもの。協定の締結は、今回が3例目となる。
同社は洋光台駅を中心にタクシーを運行し、上笹下地区社協が企画する高齢者向けの昼食会の送迎に協力。同社運行管理者の川崎葉月さんは「ドライバーは地域を回っているので、業務の範囲で地域のお役に立てれば」と話し、見守りへの協力に至った。協定に基づき同社は今後、日頃の業務の中で地域の見守りを行い、何か異変を感知した際は磯子区社協へ情報を提供していく。
磯子区社協の小清水経仁事務局長は「地域を回っているタクシー会社の協力はありがたい。この輪を広げ、見守りの取り組みも広げていければ」と話し、今後も業種を問わず連携を図っていく方針だ。
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