金沢消防団第六分団が7月27日(土)、厚木市で開かれる「第55回神奈川県消防操法大会」に出場する。金沢区からの県大会出場は、1993年以来31年ぶり。団員らは上位入賞を目指し、訓練を重ねている。
火災時の消火活動、災害時の救助活動や避難誘導などに取り組む消防団。団員はそれぞれ本業を持ちながら、地域の安全を守るために日々活動している。
操法大会では、小型ポンプやホースを使った消火活動の安全性やスピードを競う。同分団は昨年開かれた横浜市大会で、2位にあたる優秀賞を受賞。上位2チームに与えられる県大会への挑戦権をつかんだ。
「分団の中で2チームをつくり、切磋琢磨してきた。出場者だけでなく、各団員の家族や他の団員、消防署の方などのサポートのおかげ」と、振り返る田中吾郎副分団長。橋本浩一分団長は「第六分団内でも皆が考えながら支え合っている。この調子でいけば、好成績が狙えるのでは」と話す。
激励に目指すは「優勝」
金沢消防団は8つの分団に分かれており、団員の総数は今年7月1日時点で541人。第六分団には72人が所属し、主に釜利谷地区を管轄する。県大会には指揮者の布川一成副分団長、1番員の平野辰範さん、2番員の石井大輔さん、3番員の矢野順一さんの4人に加え、補員の内田豊さん、荒木遼さん、高野洋平さん、保田幸宏さんのメンバーで挑む。
7月3日の夜に釜利谷ひろば公園で行われた訓練には、市消防局の平中隆局長や金沢区の齋藤真美奈区長、地元の自治会町内会長など約110人が集まって県大会出場者たちを激励した。多くの励ましの言葉を受けて「市では一番をとれなかったので、県では必ず一番をとれるように頑張りたい」と矢野さん。布川副分団長は「皆さんのサポートが励みになっています。優勝を目指して頑張ります」と決意を述べた。
県大会は27日に県総合防災センターで開催。同分団が参加する小型ポンプ操法の部には、県内から19チームが出場予定だ。
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