金沢区の富岡並木ふなだまり公園で7月27日(土)と28日(日)、金沢シーサイドタウン連合自治会によるサマーフェスタが開かれる。両日ともに午後4時から、27日は8時25分まで、28日は8時まで。当日直接会場へ。
同イベントは地域の小中学校、高校の活動発表、地域での思い出づくりをなどを目的に企画。1日目は軽音楽やソーラン節、吹奏楽、フラダンスなど。2日目はチアダンスや和太鼓などの披露後、7時45分から15分間、花火を打ち上げる。
児童が主体的に
1日目のステージプログラムの一つで、並木第一小4年1組の27人が4つの手作り神輿を担ぐ。3、4年生約90人でソーラン節を踊る傍ら、終盤のサビで神輿を担いで場を盛り上げる。
4つの神輿にはそれぞれ、地域をより「元気に」「楽しく」「笑顔で」「明るく」したいという児童たちの思いが込められている。約3カ月前から取りかかり、発案からデザイン、制作までのほぼすべての過程を、児童たち自身で進めた。
制作でこだわったポイントは、それぞれの神輿の上部を飾る同校マスコット「Pハートちゃん」などのモチーフ。一番困難だったのは、屋根の制作。まだ習っていない台形のかたちをした屋根を、何度も試行錯誤しながら作った。「自分たちで地域を盛り上げたという意識を持てるよう、サポートできれば」と、同クラス担任の石崎涼也教諭。参加児童は「神輿に込めた4つの思いが地域に届いてほしい」と意気込んだ。
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