市政報告【10】 プラスチックごみの分別拡大 公明党横浜市会議員 たけだ勝久
横浜市では本年10月から、市内9区(磯子区・金沢区も含む)でプラスチックごみの分別・リサイクル拡大を先行実施します。今回の分別品目の変更により、プラスチックを燃やすことで発生していた温室効果ガスを削減することができます。地球温暖化の抑制、脱炭素社会の実現に向けた重要な取り組みとなります。
プラマークなしも対象
これまでのプラスチックごみは、プラマークの付いた容器包装が分別の対象でしたが、10月からはこれに加えてプラマークがなくてもプラスチックのみでできた製品は同じ袋で出すことができます。ただし、金属等のプラスチック以外の素材を含むもの、厚みがあり硬いもの(まな板等)、広げると50cm以上のもの(ビニールひも、シート等)、一番長い辺が50cm以上のもの(粗大ごみ扱い)は対象外となりますので、ご注意ください。
また、小型家電製品やモバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、収集車の火災の原因となります。事業団体の方のお話では、モバイルバッテリーが分別されずに他のごみに混入して出され、収集車の中で圧力がかかることで発火し、車両火災が起きる事例が増えているとのことでした。
これらのバッテリー類は小型家電回収ボックスへ持ち込む、または別袋で分かるようにして燃やすごみの日にお出しください。
リーフ全戸配布
7月上旬、所属する常任委員会でリサイクル中間処理事業者を訪問し、最新AI技術を用いた自動選別ラインを視察しました。選別処理の現場での効率化が図られており参考になりました。一方でリサイクル効率アップにつながる市民レベルの取り組みとしては、ごみ出し時の分別を適切に行うことが重要です。
今後、分別の変更内容の周知を目的としたリーフレットが全戸配布されます。先行区9区については、7月中旬から9月中旬までにお手元に届きます。新しいルールに基づいた分別・ごみ出しについて、市民の皆様にご理解とご協力をお願いいたします。
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