6月にスーチョワンバーラルの赤ちゃん「ユズ」が誕生した横浜市立金沢動物園=金沢区釜利谷東=で7月13日に今年2頭目となる赤ちゃんが誕生し、7月30日から一般公開が始まっている。
ヤギの仲間のスーチョワンバーラルは、優れた跳躍力とバランス感覚をもち、山岳地帯に生息。国内では同園含め2園のみで飼育されている(7月13日時点)。
2頭目の赤ちゃんはメスで、父親はミカン、母親はタンゴ。世界中で「子宝」や「子孫繁栄」の象徴とされる果実にちなんで、「ザクロ」と命名された。
飼育担当の碇(いかり)捺名(なな)さんによると、「毎日母乳を飲み、元気に走り回り、すやすや寝て、順調に成長中」で、出生時2・5kgだった体重は2週間で4kgを超えたという。
性格は「自由でマイペース」。デビューしたばかりの展示場でも臆することなく、どんどん探索する肝の据わりぶりを披露。人間への警戒心が薄く、「飼育員が近くにいても気にせず寝ることもある」とのこと。
詳しくは同園【電話】045・783・9100。
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