磯子区の岡村中学校の生徒たちが8月1日、区役所近隣にある遊歩道「磯子アベニュー」の清掃に取り組んだ。
清掃は夏休み期間のボランティア活動として、毎年企画されているもの。34回目を迎えた今年は、全学年から集まった生徒34人と教諭らが参加した。
また、今年は初めて横浜磯子ロータリークラブ、ヤオコー横浜磯子店、(株)浜田不動産も飲料や休憩場所の提供などを通して活動に協力。遊歩道を管理する磯子土木事務所の職員や八谷将人副区長らも加わり、生徒らと一緒にデッキブラシやトング、網などを使って遊歩道沿いを流れるせせらぎを中心にきれいにしていった。
整備から約40年
磯子アベニューは、かつて磯子区にあった海岸線の記憶を呼び戻すことをコンセプトとした遊歩道。街路樹やせせらぎが流れる歩行空間として整備され、1987年8月から利用されている。
土木事務所の松本英之所長は「日頃は近隣に住む地域の方々が、ごみ拾いや花植えなどを行ってくれている。これだけ立派な遊歩道は少ないので、今後もずっと皆さんと大切にしていければ」と話した。
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