株式会社ユニクロは7月26日、三井アウトレットパーク横浜ベイサイド内「くじらの大屋根広場」で、子ども向け自由研究ワークショップ「古着アップサイクルイベント」を開催した。
同企画の実施は国内で初。本来捨てられるものに新しい価値を生み出し、再生していく様子を体感してもらうことを目的とする。
参加した親子6組13人は、同社の講師の話を聞いて服の資源循環などについて学んだ後、製造過程などで出る、本来廃棄されるはずの布切れを使用した布絵アートを楽しんだ。磯子区杉田から参加した小学6年生の中村優斗さんは「こういう作業は好き。楽しい」と黙々とアートを楽しんでいた。母親の千絵さんは「自由研究も一緒になっていて助かる。来て良かった」と話した。
同企画は8月10日から12日にも開催予定。3日間とも午前11時からと午後3時からの2回実施。時間は90分。定員は各回先着10人。参加費は無料。申し込みは同店HPへ。
ポップアップも
ユニクロPARK横浜ベイサイド店内では18日(日)まで、古着販売のポップアップストアが開催中。同社独自の循環型社会を目指す取り組みの一環として、東京、福岡の店舗と同時期に展開している。
入り口左手にある男性服売り場の一角には古着回収ボックスも。ユニクロ・GUの服であれば、穴が開いていても破れていても回収対象となる。同企画で講師を務めた同社の田中志乃さんは「服の資源循環について、楽しみながら多くの人に知ってもらいたい」と語った。
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