記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 8月15日0:00更新
大切な人を失った10数年前の8月。ふだん外出しない祖母が会いにきてくれ、語り出しました。戦後、赤痢がまん延したが薬がなく、薬は長男にだけ、幼い次男や義理の母を助けられなかっこと、火葬もできず庭に穴を掘り自分たちで弔ったこと。それもまた一つの戦争だったと、涙も流さず淡々と話す祖母の亡き子を想う表情が今でも目に浮かびます。それから2年後、祖母は我が子の命日に旅立ちました。
皆様からも戦争にまつわる情報、お待ちしています。
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