8月28日(水)に開幕するパリ2024パラリンピック馬術日本代表として金沢区富岡東在住の稲葉将選手(29)が出場する。
パラ馬術は人馬一体で演技を行い、技の正確さや美しさを競う競技。稲葉選手がパラリンピックに出場するのは2大会連続となる。前回の東京大会では、日本人選手として歴代最高得点を叩き出した。
稲葉選手が出場するパラ馬術は、障害の内容や程度で5つのグレードに分かれて競う。稲葉選手は先天性脳性まひにより両下肢に障害があり、今大会は障害の重さで前回より1つ重いクラス「グレード2」で出場することとなった。
グレードによって技の難易度も異なるため体を慣らしていく必要があるが、稲葉選手は「チャンスが広がった」と前向きな姿勢を見せる。
地元も応援
東京大会ではコロナの影響で無観客での演技を経験した。今大会は有観客となるため、「雰囲気にのまれぬよう思いっきりできたら」と稲葉選手。9月3日(火)の個人規定演技で上位8位に入れば、7日(土)の個人自由演技への出場が決まる。
8月4日にはセレモホール富岡で地元商店会の富岡商和会による壮行会が開催され、支援者ら約40人が稲葉選手を激励した。同会の小野義一会長は「地元の皆で応援している。楽しんできてほしい」と声援を送った。
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