横浜こどもホスピス「うみとそらのおうち」=金沢区六浦東=で9月7日と8日、「秋のうみそら祭り」が初開催された。
命を脅かす病気の子どもと家族が地域で孤立しないように、多業種でサポートしようと今年初めて企画された。同ホスピスを支援するセールスフォース、カプリス、モルガン・スタンレ―、横浜銀行、アマゾン、ウエインズトヨタ神奈川、キャピタル・グループ、リトルアーティストリーグ、ダッドウェイ、ロシュ・ダイアグノスティックスの10者と連携。それぞれがブースの企画から準備、運営まで実施し、タブレットを使った「お金の教室」やオリジナルトートバッグづくりなどのワークショップ、縁日などが開かれた。
7日はホスピス利用家族に向けて開催。市内から家族で訪れた高校1年生の重宗果歩さんは、「友達と遊ぶことを楽しみにしている」。果歩さんの母も「お祭りに参加するのは今年は初めて。人混みには行けないので、ホスピスだと安心して楽しめる」と笑顔で話し、くじ引きやスーパーボールすくいなどを楽しんでいた。8日は地域住民に向けて開催された。
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