市政報告【12】 公園における禁煙の条例化 公明党横浜市会議員 たけだ勝久
第3回市会定例会において横浜市公園条例の一部改正の議案が議決され、公園における禁止行為に喫煙が追加、すなわち公園内は禁煙となり、明年4月1日から施行されることになりました。公明党市議団としても、昨年の決算特別委員会で行田議員より公園の禁煙化を条例にすべきと訴え、私も環境創造局への質問や、本会議一般質問で取り上げるなど、推し進めてまいりました。
今回の条例改正の目的は、子どもたちが安全に安心して遊べる環境を確保するとともに、多くの方が集い、憩いの場である公園で受動喫煙対策を進めることです。昨年実施したアンケート調査では、たばこの煙やにおい、吸い殻のポイ捨てが迷惑とのお声や、公園で何らかの受動喫煙対策を求める意見が多く寄せられました。また、一部公園で禁煙を試行実施したところ、喫煙者の数が大幅に減少した公園もあり、周知した効果が一定程度あったと推察されました。
条例で喫煙禁止を明文化することで分かりやすい形で周知・誘導ができることから、受動喫煙対策の方向性として取りまとめ、本年4月から5月まで市民意見募集を実施しました。その結果、公園での全面禁煙を望むご意見が6割を超えました。一方で、分煙環境の整備を望むご意見もありました。
受動喫煙防止へ
私が所属する常任委員会にて、今回の条例一部改正の議案について審議した際、当局より今後は公園が禁煙になることについて広報、SNSや現地掲示による事前周知を進め、明年4月からの条例施行に合わせて、さらに巡回指導等による周知と注意を徹底していくと説明がありました。そして公園以外の屋外の受動喫煙対策については、関係部署と連携して引き続き取り組んでいくとのことでした。
今回の条例化を機に、受動喫煙防止への意識が高まっていくことを期待いたします。喫煙者の方にご協力いただくことが不可欠ですが、分煙環境の整備も今後の検討すべき課題であると感じています。
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