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金沢区 子育て世代に魅力発信 「暮らしやすさ」を区外へ

社会

公開:2024年10月3日

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リーフレットとポスターのイメージを手にする金沢区職員
リーフレットとポスターのイメージを手にする金沢区職員

 金沢区は、区で暮らす魅力を区外に発信するためのプロモーションを10月1日から開始した。京急線一編成をトレインジャックして車内に、ポスターを掲示するなど、新たな試みを展開。特に子育て世代へ向けた発信を行い、区への居住志向を高めるねらいだ。

 金沢区は、定期的に区民意識調査を実施。2023年度の調査結果では、金沢区に「住み続ける」「たぶん住み続ける」が78%と、横浜市全体と比べても定住志向が高い結果が出ている。一方で、区政推進課の担当者は「社会増減(転入者と転出者の差)は、ほぼ均衡か若干の減少で近年推移している」と現在の区の状況を説明。そこで転入者を増やすための取り組みとして、自然や観光スポットが身近にあり、「暮らす場所としても魅力にあふれたまち」金沢区の魅力を、特に子育て世代やこれから家族を持つことを考える若い世代に伝え、居住の選択肢の一つにしてもらい、活性化につなげることを目指している。

 今回は区として初めて「トレインジャック」を実施。10月6日から19日まで、京急線の「京急ブルースカイトレイン600形」1編成のすべての車両(8両)の中吊りにポスターを掲示する。この車両は都心から羽田空港や成田方面なども走ることがあり、通勤などで京急線を利用している人や、東京、千葉に住む人たちにも情報が届くように発信していく。同課の担当者は「観光のイメージが強い金沢区が暮らしやすいところというのをキャンペーンを通じて多くの人に知ってほしい。住む場所を考える際の選択肢へ入れていただきたい」と話す。

リーフレットも作成

 また、区として居住促進を目的としたリーフレットも初めて作成した。リーフレットでは、子育て世代が区での暮らしをイメージしやすいように、「横浜金沢に暮らすファミリーの1週間」を紹介。待機児童がいないこと、一般病床数は18区で1番多く医療機関が充実していること、南部市場やアウトレットなど商業施設が充実していること、横浜・八景島シーパラダイスをはじめ、金沢動物園などレジャー施設が豊富にあることなどが紹介されている。

 リーフレットは6000部作成。京急線各駅や金沢区内の商業施設などに10月31日まで配架する。リーフレットに掲載のアンケートに答えた人に抽選で金沢区ゆかりのプレゼントが当たるキャンペーンを11月7日まで実施している。区の担当者は「いま住んでいる皆さんが感じている区の魅力を、ぜひ一緒に広めていきましょう」と話していた。

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