神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

投票所に記入補助具導入 衆院選から配備 横浜市、障害者の環境向上へ

政治

公開:2024年10月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
記入補助具(市選管提供)
記入補助具(市選管提供)

 横浜市は選挙投票時に視覚障害者が記入しやすくするための補助具を新たに導入し、衆院選から各投票所に配備する。市の調査で障害者や要介護認定を受けている人の投票率が低い傾向にあることが分かり、投票環境の向上を目指す。

触って欄を確認

 市が導入した投票用紙記入補助具は、プラスチック素材のケース。投票用紙を入れると、くり抜かれた位置に記入欄が収まるようになっており、視覚障害があっても、ケースを触りながら記入欄を確認できるようになっている。補助具は他の自治体でも導入例があり、障害者団体からの要望もあったという。

 市は昨年の市議選を対象に障害者と要介護認定を受けている約28万人の投票状況を調査。結果によると、全有権者の投票率が42・83%だったのに対し、身体障害者は36・51%で、要介護認定を受けている人は24・27%だった。障害の等級・程度、要介護度が重くなるにつれて投票率が低下する傾向も分かった。

 この結果を受け、市は補助具に加え、投票の際に支援が必要な人が「文字を読んでほしい」などの支援内容を説明しやすくするための「投票支援カード」を導入。市のサイトからダウンロードできるようにしている。

 市選挙管理委員会は投票所のバリアフリー化や期日前投票所を商業施設などへ移設することにも取り組んでおり、「当事者や関係者の意見も聞き、改善、見直していきたい」としている。

投票所に記入補助具導入 衆院選から配備-画像2

金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6

投票所に記入補助具導入 衆院選から配備

投票所に記入補助具導入 衆院選から配備

横浜市、障害者の環境向上へ

10月5日

横浜市 7〜8月の猛暑日が過去最多を記録 地域によって気温差も

横浜市役所で子ども向けハロウィーンイベント

横浜市役所で子ども向けハロウィーンイベント

10月19、20日 歌やダンス、体験ブースなど

10月4日

シニア管弦楽団が演奏会

シニア管弦楽団が演奏会

10月14日、磯子公会堂で

10月3日

旧川合玉堂別邸で囃子

旧川合玉堂別邸で囃子

10月5日、とみおか連

10月3日

横浜の高校が集合

入場無料

横浜の高校が集合

14日、21校参加の相談会

10月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月26日0:00更新

  • 8月15日0:00更新

  • あっとほーむデスク

    8月8日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月5日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook