第23回全国障害者スポーツ大会「SAGA2024」が、佐賀県で10月26日(土)から28日(月)にかけて開催される。横浜市内からは、ハマピック個人競技により選考された49人と、関東ブロック予選会で優勝した車いすバスケットボール11人、バレーボール(精神障害)12人、総勢72人が代表選手として全国の舞台に挑む。
磯子区洋光台在住の小木曽睦(あつし)さん(41)は、知的障害選手が競うボウリングで出場する選手の一人。全国大会出場は2年連続となる。
競技は男女別、年齢区分別で行い、2日間で2ゲームずつ合計4ゲームのスコアを競う。壮年男子の部門で出場する小木曽さんの目標は、金メダル獲得と同部門の4ゲーム合計925点という大会記録更新。かつて区内にあった新杉田ボウルで開かれた市大会で、パーフェクトの300点を記録した実績もあり、本番で力を出せれば記録を上回れる可能性は十分にある。競技のキャプテンとして、「自分も含めて5人が実力を出して、メダルをとれるように頑張ってきたい」と意気込む。
ラポールで結団式
同大会は障害のある選手が競技などを通じてスポーツの楽しさを体験するとともに、多くの人が障害に対する理解を深め、障害のある人の社会参加を推進することを目的としている。市内の代表選手たちは、車いすバスケとバレーボール(精神)のほか、陸上競技、水泳競技、卓球・サウンドテーブルテニス、アーチェリー、ボウリング、フライングディスク、ボッチャの9競技に出場する。
開幕に向けて、代表選手らが集まる結団式が10月13日に横浜ラポール=港北区=で開催された。出席した佐藤広毅副市長は選手らに、「自信と誇りを持って、堂々と努力の成果を発揮され素晴らしい成果につながることを願っています」と激励。フライングディスクの栁下一路選手は選手団を代表して「日頃の成果を発揮し、支えてくれたコーチや家族に感謝しながら正々堂々と戦う」と誓った。
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