一般社団法人金沢区三師会(若栗直子会長)は10月31日、金沢区三師会館の建て替え工事を前に、同区金沢町の会館跡地で地鎮祭を行った。当日は、三師会や関係者ら約20人が参列した。
医師会、歯科医師会、薬剤師会が一体となった「三師会」は全国でも珍しく、「金沢区三師会」は、地域医療の発展と医療現場での相互協力を推進するために1972年に発足。金沢町にあった保健所跡地を利用して三師会館を建設し、休日診療を行ってきたが、老朽化に伴って7月に谷津町の仮設施設に移転。現在は仮の施設で診療を行っている。
新しい三師会館は感染症への対応を強化した構造などを取り入れ、地上2階建の鉄筋コンクリート造。建築面積413・18平方メートル、延床面積約742・92平方メートル。11月中旬から工事を始め、来年8月末に竣工予定。設計・管理は(株)アーキテクト・アソシエイツ・ヨコハマ(平山正義代表取締役)。
同会の若栗会長は「三師会のこれまでの伝統を引き継ぎ、これからも地域医療に貢献していきたい」と話した。
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