株式会社横浜シーサイドライン=金沢区幸浦=は11月8日と14日、文庫小学校=同区寺前=の5年生児童67人の見学を受け入れた。同区内の特色ある企業を見学することで、「住み続けたい街になれば」と区が昨年に続き企画。14日は5年2組の33人がシーサイドラインに乗って同社を訪れ、車両の点検や整備をする検修場や1000型車両などを見学した。
シーサイドラインはJR線新杉田駅と京急線金沢八景駅間の約11Kmを結ぶ新交通システムとして1989年に開業。年間約1800万人に利用されている。
児童は、普段公開されていない検修場で2000型車両の点検や整備について同社社員から説明を受けた後、1989年から2014年まで約25年間、シーサイドラインの運行を支えた1000型車両を見学した。
見学後の質疑応答では、点検の頻度やシーサイドラインがつくられた理由などを児童が質問。電車は毎日使われているので3日に1回は点検されていることや、シーサイド開業前は埋め立て地に造成された工場や団地への輸送機関がバスしかなく、新たな交通手段の役割として開通したことなどが説明された。児童からは「今までシーサイドラインについてよく知らなかったけれど、今日見学して魅力がよくわかった」などと感想が寄せられていた。
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