年齢や障害の有無に関わらず誰もが楽しめるインクルーシブスポーツ「ボッチャ」で地域をつないで活性化を図ろうと、磯子区で初の大会が来年2月に開催される。現在、参加するグループを募っており、主催者は多くの参加を呼び掛けている。
大会は「いそごdeボッチャカップ」という名称で、磯子区シニアクラブ連合会、磯子スポーツセンター、磯子区地域ケアプラザによる共催。「年に1度の祭典!磯子でボッチャを楽しもう!つながろう!」をテーマに、多くの人で競技を楽しみながら、新たな地域のつながりを作ることを目指す。
区内では近年、地域ケアプラザを中心にボッチャの活動を取り入れる例が広がっており、杉田地区ではさまざまなイベントの際にケアプラザが中心となって体験会を実施してきた。新杉田地域ケアプラザの担当者によると、「ボッチャを取り入れたシニアクラブへ地区外から見学に来たり、小学生とシニアが交流している例もある」といい、競技を通して地区や世代を超えたつながりが生まれつつある。磯子スポーツセンターの井上兼輔所長は「今回の大会を一つのきっかけとして、障害の有無に関わらず楽しめるボッチャが区内に広がっていくことを期待している」と話し、主催者たちは継続して大会を企画していく考えだ。
3人1組で参加
参加は無料で、開催日時は来年2月16日(日)午前10時から午後2時の予定。同センター第2体育室を会場に、グループでのリーグ戦と上位チームによるトーナメント方式で優勝を争う。優勝チームは、全国大会優勝実績がある「川崎ボッチャーレ」との対戦も予定されている。
参加は3人グループで、年齢や性別、地区、障害の有無などを問わず申し込みが可能。申し込みは1月17日(金)午後5時まで受け付けているが、応募多数の場合は先着順となる。磯子区シニアクラブ連合会の坂本税会長は「地域の垣根を越えた豊かなつながりや交流を期待している。ぜひ多くの皆様に気軽にご参加いただき、地域活性の一助となれば」と話す。
申し込みは新杉田地域ケアプラザの窓口や電話で受付。問い合わせなどは同ケアプラザ【電話】045・771・3332。
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