瀬ケ崎小学校でアスレの森再生に向けて活動する 桐山 智さん 金沢区能見台通在住 45歳
子どもたちの夢を現実に
○…瀬ケ崎小学校に着任し今年で7年目。5年生の学年主任として、同校裏にある児童たちの遊び場「アスレの森」の再生活動を進める。「自ら行動をして夢を叶えようとする子どもたちの背中を押してあげたい」
○…生まれは鶴見区。自然が少ない工業地帯で育ち、横須賀の高校へ通う際に見かける金沢区の公園の多さに、地元にはない魅力を感じていた。「カブトムシは幻の生き物だと思っていた」と笑う。大学で教員免許を取得し、横須賀で教師として4年間勤務したあと、一度民間企業に勤めるものの、32歳で再び教師の世界へ。「子どもたちを育てることほどクリエイティブな活動はないと気付いた」と力強く語る。釜利谷小学校で地元企業と連携し商品開発などを行う中「地域のどんな人が子どもたちに力を貸してくれるのか」に興味を持ち、横浜市立大学大学院で1年間、地域と学校とのつながりについて学んだ。
○…中学から大学まで柔道を続け、特に高校時代は県でベスト4に入るほどの強豪校に進学。高校はトップの成績で入学したが、スポーツ推薦で入学した部員と並んで練習をこなす中、勉強と部活との両立に苦戦した時期もあった。「分からないという児童の気持ちがよく分かる」と話す。現在は能見台で妻と小学校4年生の息子と3人で暮らす。趣味はサウナ。亀遊舘には仕事帰りに月に2回ほど通っている。
○…日頃から子どもたちが校外のさまざまな人と出会う機会を大切にしている。「学校だけではできないことも、地域の方々の協力があれば可能性が広がる」と話す。「地域の人とコミュニケーションを図り、主体的に夢を実現できる子どもに育ってほしい」と児童たちに熱いメッセージを送り続ける。
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