今年創立50周年を迎えた大道中学校(木田茂樹校長・生徒数546人)が11月2日、記念式典を行った。
式典は5月にプロバスケットボール選手の田臥勇太さんと元女子サッカー日本代表の矢野喬子さんを招いて行った講演会、6月の体育祭、10月の合唱コンクールに続く「ファイナルセレモニー」として実施。放送委員会が製作した50年を振り返るビデオの上映や、バトン部と吹奏楽部による演奏を行ったほか、同校が伝統的に合唱コンクールの課題曲としている『大地讃頌』を、来賓や卒業生を含めた全校生徒で合唱した。
生徒会長の植木ちはるさん(3年)は校庭の湧水に現れるホタルに言及し「昔から変わりない景色を未来の後輩たちにも引き継げるよう現役の私たちが頑張ります」と挨拶した。
区内3番目の開校
同校は1961年に六浦中学校の分校として開設、63年に区内3番目の中学校として独立開校した。当時学校周辺は田畑が広がり、蘭が咲き乱れていたという。蘭の花は校章にも採用、69年に制定された校歌は「蘭の校章輝くところ」という歌詞で始まり、現在も歌い継がれている。
生徒数769人で始まった同校はその後宅地開発などで生徒数が増加。80年代には全校生徒が1200人以上になる時期もあった。現在までの卒業生は1万3104人を数えている。
木田校長は「多くの卒業生や地域の方々のおかげで式典を開催できた。さらに連携を深め、次の世代へとつなげていきたい」と決意を述べた。
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