金沢区内の企業と横浜市立大学・関東学院大学の学生の交流会「Cross Meeting」が2月9日、横浜市立大学金沢八景キャンパスで行われた。
こうした交流会は金沢区で初めて。当日は金沢区工業団体連絡会加盟の地元企業5社と2大学の学生30人以上が参加した。
参加企業のパネルディスカッション後は、5グループに分かれて企業と学生が向き合った。気軽な雰囲気で真剣な議論を促すワールドカフェ形式で「働いてみたい企業」「こんな働き方をしたい」をテーマに自由討論。「コミュニケーション」「やりがい」「成長」など様々な意見が飛び交った。
参加企業の1社、関東プリンテックの本多竜太さんは「継続していくことが大切。年間を通じ、会社見学や交流会などを続けていければいい」と話した。
企業の魅力発信
この交流会の土台となったのが、金沢区が2013年から取り組んでいる「『金沢区地元企業の魅力(いいとこ)発信』プロジェクト」。区内の1000社を超える企業と約1万5000人が通学する2大学のつながりを強め、地域の活性化を図る狙いがある。毎年、区内2大学の学生と区役所職員がチームを組み、地元企業を紹介する小冊子を作成している。
3年目となる今年度は10社を取材。各企業の特徴や強みなどの”魅力”をA5判45ページにまとめ、学生目線で紹介している。この小冊子=写真=は2大学で配布し学生の就職活動などに生かしてもらうとともに、金沢区役所など公共施設でも配布している。
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