「平成29年金沢区賀詞交歓会」が1月5日、金沢地区センターで行われ自治会や団体、行政、企業などの関係者が新年の挨拶を交わした。席上では平成28年度金沢区民栄誉賞の授与式も実施。今年は小学生から大学生までの”若人”5人が、國原章弘区長から表彰を受けた。
区民栄誉賞は文化やスポーツの分野で顕著な成績を残した人に「牡丹賞」、団体に「山桜賞」が贈られる。今年は牡丹賞に、神田萌花さん、梅澤彩音さん、桐生泰征さん、小出深冬さん、高田柊さんを選出。この日駆け付けた神田さん、梅澤さん、桐生さんの3人が壇上にあがると会場からは惜しみない拍手が贈られた。
”若い力”が受賞
女子ラグビーの神田さん(小田中3年)は「太陽生命カップ2016 第7回全国中学生ラグビーフットボール大会」に選抜チーム主将として出場し、優勝した。小5の時、女子ラグビー選手がタックルをかわし疾走する姿をテレビで見て、始めた競技。「チームメイトに恵まれた。皆で勝って喜ぶことができ、キャプテンのやりがいを感じた」と振り返る。
昨年8月に開催された「カラテドリームフェスティバル2016 国際大会」の組手部門で中学1年女子の重量級を制した梅澤さん(釜利谷中)。二連覇がかかったプレッシャーの中で挑んだという。「心技体全てで強くなれるところが魅力。大好きな空手で区民栄誉賞をもらえて嬉しい」と笑顔を見せる。
同じ大会の新人戦、小学6年男子の白・橙帯で初優勝に輝いたのは桐生さん(六浦小)。わずか1年で頭角を現すほどになった。「友達と競い合ううちに強くなれた。勝つことを意識して楽しめたので緊張しなかった」と大物の気配を漂わせる。「はやく黒帯になってオリンピックに出たい」と意気込んだ。
リオデジャネイロ五輪に女子7人制ラグビー日本代表チーム「サクラセブンズ」のメンバーとして出場した小出さん(21)。「今年は再出発の年。超えるべき壁はまだ多くありますが、一歩ずつクリアして、もう一度世界と戦う準備をしていきたい」と抱負を語った。
高田さん(横浜市立大3年)は、8月にアメリカで行われた競技ヨーヨーの世界大会「WYYC2016」と、10月に日本で初開催された国際大会「THROWDOWN!」で、世界2つの頂点に立った。音楽に合わせて2つのヨーヨーを操り、アクロバット技を繰り出すのが最大の武器。「2年連続で選んでもらって光栄。今年も世界で2連覇したい。ヨーヨーの普及に努められれば」と話した。
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