7月下旬から8月にかけて各地で全国大会が開催される。このコーナーでは金沢区磯子区から全国の舞台に出場するチーム・選手を紹介する。
上位狙う2年生ペア
横浜高校のバドミントン部から川端真人選手、塙友樹選手の2年生コンビがインターハイに出場する。「役割分担がしっかりしているところが強み」と話すのは、顧問の海老名優教諭だ。
視野が広く、器用な川端選手が試合をコントロールし、アタック力がある塙選手の攻撃力を生かす組み立てが必勝パターン。インターハイ予選となった県大会で上位シード選手を破った勢いそのままに、初の全国でも上位を狙う。川端選手は「まずは初戦を突破したい」と意気込みを話す。一方、塙選手は「緊張せず、日々の練習の成果を発揮したい」と平常心を意識しながら、上級生に挑む覚悟だ。
決勝目指す技巧派
金沢総合高校陸上競技部の鈴木美花選手(3年)は、インターハイに女子ハンマー投げで出場する。同競技の選手としては華奢だが、175cmの長身を活かした技巧派なプレイスタイルを持つ鈴木選手。「どれだけ一投目に集中できるかが大切」と話す。南関東大会ではトップバッターでありながら、今までになく集中して投げることができたという。「日頃から試合中に周りの投げを見ず、自分のことに集中していたのが良かった」と振り返る。
現在の課題はターンの速度を上げること。「自己ベストは44m台だが、全国では50mは投げないと通用しない。全国は1年生のときからの目標。自分に甘えない、追い込みの練習で絶対に決勝まで残りたい」と意気込んだ。
来年へのステップ
横浜高校陸上競技部の村越優汰選手(2年)は、競歩5000mに出場する。競歩を始めたのは高校入学後。顧問の田下正則教諭は「手足が長く、歩形がきれい。努力家でもある」と村越選手を評価する。村越選手は、同校卒業生でリオ五輪代表の松永大介選手らの動画を見てフォームを研究している。
松永選手も指導した田下教諭は「当時の松永がこなした練習ができている。全国入賞レベルの力はもっている」と話す。目標は来年の日本一。ただ、2年生で出場する今回で上位に入ることが、来年へのステップにつながると考えている。
根岸中学校(磯子区)から陸上強豪校の門をたたいた2年生は、競歩強豪校の歴史をつなぐ。開催地・沖縄で「きれいに、正確に、速く」歩き表彰台を目指す。
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