7人制女子ラグビー「横浜市女子セブンズ大会」高校生の部で1月13日、関東学院六浦高校が初優勝した。全国19チームが参加、同校は決勝で関東の強豪校である國學院大學栃木高校を24対5で破った。
「絶対優勝する気持ちで挑んだ」と話すキャプテンの野本葵さん(高2)。今大会には高校1、2年生のAチームと引退した高校3年生メインのBチームが参加し、Aチームが優勝した。顧問の梅原洸教諭は「冷静な試合が出来た。今後はより攻めを強化していければ」と振り返る。野本さんは「優勝できてとても嬉しい。これで満足せず、今後も気を引き締めて頑張っていきたい」と話す。
今回の優勝に繋がったのは、昨年10月の「全国U―18女子セブンズラグビーフットボール大会」での悔しさだという。3年生の引退試合だった同大会の決勝で島根県の強豪・石見智翠館高校に大差で敗退し、準優勝。野本さんは「1点も取れず、とても悔しかった」と話す。その後、自分たちのチームに足りないのは「個の強さ」であるとし、それぞれのスキルアップに力を入れた。選手一人ひとりの目標を数値化し、ウエイトトレーニングや体力づくりをより重点的に行った。それによりタックルやコンタクトが強化され、今大会では準決勝で智翠館の3年生チームに14対5で勝利。「個の力を高めたことでチームとしての力も高まった」と振り返る。
野本さんはこれからについて「周りももっと強くなってくる。昨年は3位だった世界大会や全国大会での優勝も目指す」と意気込んだ。
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