生活支援ロボットを推進する神奈川県が全国から公募、採択された日本電気株式会社の「リモート機能訓練支援サービス」の実証実験が西区の宮崎地域ケアプラザで行われている。実験は12月31日まで実施、運用上の課題などを検証する。
同サービスは自立支援介護が求められる中、理学療法士などの専門的な知識を持つ人材が不足するデイサービスに効果的な機能訓練を提供しようというもの。事前に利用者の基本情報と歩行動画を登録すると、遠隔で専門家が運動プログラム動画などを作成。利用者は約13分の動画を見ながら運動することができる。
実験には同ケアプラのデイサービス利用者23人が参加。萩原光子所長は「専門家が組んでくれた運動はびっくりするほど好評」。利用者は「自分一人だとどういう体操がいいかわからないが、画面を見ながらだとわかりやすい」と話した。
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