昨年の緊急事態宣言下では金沢区のテイクアウトやデリバリー情報をまとめたサイトが複数立ち上がった。今再び、飲食店や消費者、事業者らとの連携が生まれ広がりを見せている。
◇ ◇
「おうちダイニング」(https://yokohamakanazawa-takeout.jimdofree.com/)はこれまで区内在住のグラフィックデザイナー・山崎真実さんが本業のかたわら、ほぼ一人で制作・運営をしていた。二度目の緊急事態宣言が出された1月上旬、サイトに掲載していた情報を見直してみた山崎さんは、掲載していた店舗が次々となくなっている事に気づく。「飲食店の危機は思っていたよりも深刻だと気付いた」と振り返る。
既存のサイトをより効果的に多くの人に活用してもらい、飲食店支援に繋げるにはどうしたら良いか――そんな想いをSNSに投稿したところ、多くの共感と協力の申し出が寄せられたという。
その協力者らとオンライン会議を重ね、タイムリーな発信ができるFacebookページを立ち上げ。消費者目線のテイクアウト&デリバリー日記を日々、発信するように。さらに、飲食店のPR動画作成や、配達員不足に悩む飲食店とコロナ禍でバイトを失った学生をマッチングすることなども検討している。「今の体制では難しいが、皆さんの協力があればもっと多くのことができるはず。皆が知恵を出し合う参加型のサイトにしていきたい」と思いを話した。協力したい人はメール【メール】yokokana.ouchidining@gmail.comで。
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
<PR>