地域と共に豊かな社会を (株)サカクラ(磯子区岡村)
磯子区岡村にある建設会社、(株)サカクラは世界的にSDGsが推進される以前から、環境に配慮した工事の実施に取り組んできた。改修工事の際に発生する工事廃水は、必ず沈殿槽を設け、検査して廃水基準を順守。また部材や塗料などは、分別して処分することで再資源化を促す。坂倉賢副社長は「人の行動を変えないと、分別は徹底できない。人が人をどのように管理して環境対策につなげるかが大切」と話す。同社は月1階、施工管理者を集めた会議で工事廃水事例などを共有し環境意識を高め合う。
また、バリアフリーや省エネ化、クリーンエネルギーの利用提案など、協力企業やメーカーと協力して、「持続可能な都市化の促進」に力をいれる。さらに従業員だけでなく協力業者の定期健康診断を実施するなど「働き甲斐のある雇用関係の構築」も目指している。
3月に「Y-SDGs」に認定された同社は、地域貢献にも積極的に取り組む。「地域が豊かになららないと、会社も豊かなにならない」ときっぱり。今後は成果の数値化や効果測定で現状を見える化し、さらなるSDGs推進を目指す。
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