関東学院六浦中学校(金沢区六浦東)の男子ラグビー部が5月9日、神奈川県春季中学校大会で優勝した。県大会優勝は7年ぶりで、春季大会の優勝は初めてだった。
決勝戦の相手はこれまでの試合を無失点で勝ち上がってきた強豪・慶應義塾普通部。沢辺祢亜主将(3年)は、「やってきたことを全部出し切ろうと試合に臨んだ」と振り返る。関東六浦は序盤から積極的に攻撃し、ファーストトライを決め流れを引き寄せる。しかし終盤は、慶應が猛追。1トライ差まで詰め寄られるも、最後まで集中力を切らすことなく守り切り、17対12で逃げ切った。粂孝太郎副主将は勝因を「前に出て止める意識を皆で共有し、これまでディフェンスの練習で出来ていなかったことが出来た」と分析する。
楽しみにしていた関東大会は中止となったが、視線はすでに秋の県大会に向いている。目指すは春秋通しての2冠。沢辺主将は「楽しいチームにしたい。そして、後輩に優勝の嬉しさを味わわせたい」と話した。
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