光と音楽が織りなす横浜冬の風物詩「ヨルノヨ2024」
12月5日から30日、都心臨海部で
11月22日
磯子工業高校機械科の2年生8人がこのほど、地域貢献活動として磯子区の森南町内会のごみ集積場所用の看板を製作。同町内会内で掲示されている。
以前から町内会と交流があった同校は例年、生徒たちが地域貢献活動を実施。学校が立地する町内の清掃をはじめ、希望者の家で庭木の剪定や草刈り、照明器具の交換、大型荷物の移動などを行ってきた。
しかし、ここ2年は感染症拡大の影響で生徒が地域住民の自宅を訪問できないことから、学校側は生徒と住民の接触を避けた形での地域貢献ができないかと町内会側へ打診。同町内会は以前からごみの分別や集積場所に正しく置かれてない状況に悩んでいたことから、ごみ集積場所の看板製作を同校に依頼した。
2パターンが採用
校内で参加を呼びかけると、8人の生徒が応じた。生徒たちは依頼をもとに話し合い、パソコンの文書ソフトを使って3パターンを製作。「見てすぐに分かるように、絵を中心にシンプルなデザインにしようと意識しました」と過程を振り返る山口海虎(はると)さん。完成した3パターンを町内会へ提出すると、ごみ箱を並べて正しい分別を呼びかける絵と、集積場所にネットをかける正しいごみ出しを表現した2パターンが採用され、50セットを同町内会へ贈った。
同町内会の星野琴子会長は「とてもかわいらしく、感謝の気持ちでいっぱい。掲示してから、集積場所が少しきれいになっている印象がある」と話す。製作に携わった同校の山形秋哉さんは「今回の経験を生かして、社会に出ても人助けをできるようにしたい」と語った。
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