県立磯子工業高校レスリング部の岩崎和志さん(2年)が、6月19日から行われるU17アジア選手権に出場する。岩崎さんは初めての国際大会を前に「出るからにはメダルを持ち帰りたい」と意気込む。
岩崎さんは4月に開かれたJOCジュニアオリンピックカップのフリースタイル110kg級に出場。トーナメントを勝ち抜き3位入賞の結果を残した。その実績から、今回の中高生世代のアジア選手権日本代表メンバーに選ばれた。「小学生からやってきて初めて全国でメダルがとれた。満足せずにもっともっと上を目指したい」と語る。
昨夏の全国で手応え
競技経験者だった父親の影響で、岩崎さんは小学1年の頃から地域のクラブでレスリングを始めた。小中とクラブで競技に打ち込んだ後、レスリング強豪校の同高へ。昨年は1年生ながらも125kg級でインターハイに出場。3回戦で敗退したが、「全国で通用しない訳じゃない。頑張ればもっと上にいける」と自信を深めたという。
同部顧問の菅原和哉教諭は小中学生の指導も行い、同高入学前から岩崎さんを見てきた。日本代表に選ばれた教え子を「昔はあまり勝てなかったが、これまで経験してきたことが生きてきたのでは。努力して強くなり、体も大きくなってきた」と評価する。
今夏には個人・学校対抗の両方でインターハイ出場も決めており、「負けたくない思いが段々強くなっている。アジアで良い成績を残して、全国チャンピオンを目指したい」と岩崎さん。アジア選手権は6月19日から22日にかけて、キルギスで開催される。
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