ヨコハマ市民まち普請事業の2次コンテストが1月29日に横浜市庁舎で行われ、「まちまど・洋光台シェアベース実行委員会」の提案が助成対象に選ばれた。団地の空き区画にシェアキッチンを備えた共有空間「シェアベース」を作る取り組み。店舗営業をはじめ食にまつわる挑戦を後押しするとともに、誰でも気軽に立ち寄れて交流できる場を創出する。
同実行委員会の提案名は「『食』をきっかけとしたシェア空間の立ち上げ」。駅を出て右手に進んですぐに立地する洋光台中央団地の商店街部分の空き区画(1・2階)に、誰でも借りられる菓子製造許可・飲食店営業許可取得のキッチンや客席などを整備する。そこを飲食関係の店舗営業・販売を目指す人が一歩を踏み出す場として活用してもらうほか、食をテーマに世代・国籍問わず交流できる企画を開いて人々のつながりを作っていく方針だ。
実行委員会には、まちの情報発信拠点「まちまど」のスタッフや、趣旨に賛同した地域住民ら26人が名を連ねる。「食にまつわる仕事を始めたい、地域活動をしたいという声が寄せられていたけど、できるスペースがなかった」と青山亜季さん。食にまつわるチャレンジを後押しすることに加え、実行委員会が地域に開いた料理教室などを定期的に企画することで、参加者同士のつながりを生む場を目指す。澤田美帆さんは「洋光台に限らず色々な人が集まって、挑戦したり、交流できる場所にしたい」と話す。
完成までの過程共有
今後は8月のオープンを目指し、準備を進めていく。オープン前には誰でも参加ができるDIYワークショップなども行い、完成までの過程を地域住民と共有する予定。今後のスケジュールなどはHP(【URL】https://sharebase.amebaownd.com/)で発信していく。
まち普請事業は市民が主体となって行う地域の課題解決・魅力向上のための施設整備の提案に対し、市が支援や助成を行う。今年度は洋光台を含め、3つの提案を助成対象に選出。最大500万円の助成金が交付され、提案に沿ったまちづくりを形にしていく。
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