金沢区で1000を超える企業が集まる大規模産業団地「LINKAI横浜金沢」の魅力を産学官連携で発信する「Aozora Factory」と都筑区の「メイドインつづき」が初めてコラボレーションした企画「ハマのものづくり体験」が8月1日、横浜市役所で開催された。初開催ながら開場前から長蛇の列ができる大盛況で、小学生の親子ら延べ1500人以上が参加した。
金沢区からは武松商事(株)、関東学院大学友野研究室、同大学堀田研究室、(株)キヨシ商事、山陽印刷(株)がワークショップに出展。友野研究室のワークショップ「伝説の神の金属『オリハルコン』を作る!」では、錬金術の歴史を学び、オリハルコンを作る実験に挑戦。金沢区から母、弟と参加した小学2年生の女子児童は「物を作るのが大好きなので楽しかった。自由研究にしたい」と話した。
また、金沢区福浦の山陽印刷(株)と都筑区の伸光写真サービス(株)がコラボレーションした「自分だけの手作りランプシェード」のワークショップは、大行列ができる人気ぶり。参加者はLEDをはんだ付けした後、印刷機のインキ清掃に使われて廃棄される不織布を使ってランプシェードを飾り付け、作品を完成させた。都筑区在住の祖母と訪れた小学3年生の女子児童は「難しかったけど、来年も開催されるならまた来たい」と話していた。
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