４月から磯子区長を務める 高橋 功さん 磯子区在勤 60歳
チームで笑顔の磯子区に
○…磯子区での勤務は初めてだが、妻の実家は洋光台にあり、兄は岡村中学校の校長を務めるなど、磯子は縁のある地。港南区で暮らし、「子どもが小さい頃にはこども宇宙科学館や洋光台南公園のプールなどへよく連れていった」と振り返る。経済局時代には磯子事業会をはじめ市内の各工業会と接し、「磯子は大企業から中小企業まで面白い企業が多く、工業のまちの印象」と語る。
○…１９８９年に入庁し、南区役所を皮切りにこれまで５つの区役所を担当したほか、経済局で計12年勤務。金沢区では区政推進課長と総務課長、前任地の港南区では副区長を務めた。２０１９年の台風により金沢区の幸浦・福浦エリアに大きな被害が出た際は、同局中小企業振興部長として企業団地の被害対応に従事。「国や県、市などのチームで対応することで大きなことができた経験。一番頑張っていたのは企業の方たちではあるが、感謝された時はうれしかった」。早期の復旧に向けた補助金制度の整備などにまい進した。
○…川崎市出身。小学１年の頃に港北区へ転居して以来、50年以上横浜で暮らす。大学時代はスキーに熱中し、シーズン中はほとんど雪山にいたほど。「今でもシーズンになると血が騒ぐ」と笑みを見せ、時間を見つけては家族と一緒に楽しむ。最近はウォーキングと献血もライフワーク。
○…災害時に迅速な初動対応を行うために、着任後はまず区役所内や警察・消防との連絡体制を整えた。「主役は区民の方々。もしもの時はなるべく早く不安に寄り添えるように」。３年後には磯子区制１００周年やＧＲＥＥＮ×ＥＸＰＯ２０２７を控えている。「区民の皆さまと一緒に盛り上げていきたい」。区民と共に、笑顔あふれる磯子をつくっていく。
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