(公財)横浜市観光協会の理事長を務める 岡田 伸浩さん 西区在勤 71歳
横浜愛で観光まちづくり
○…4月に横浜観光コンベンション・ビューローから「横浜市観光協会」に名称を変更。国際会議などの誘致に限らず行政や企業と連携しながら「観光まちづくり」を牽引していく立場を明確化した。「港町だからではなく、他にはないコトやモノを生み出してきたところに横浜の魅力があると思う。また来たいと思ってもらえるような観光まちづくりを進めていきたい」とリーダーとしての使命感に燃える。
○…横浜博覧会が開催された1989年に横浜青年会議所の理事長を務め、横浜で初めて国際会議を取り仕切った。横浜商工会議所副会頭や県スポーツ協会会長を歴任。発展する横浜をそばで見続けてきたからこそ分かる実情も。「観光都市としてのブランドがあるだけに危機感が薄くなりがちだが、横浜は日帰りが中心で宿泊客が少ないなど課題も多い。意識から変えていく必要がある」と気を引き締める。
○…「川崎出身と書かれるのですが、実は幼少期から結婚するまでずっと鶴見区に住んでいたのでハマッ子なんです」と笑顔に。高校、大学ではヨット部に所属。新山下の倉庫で船の整備をしながら寝袋で合宿をしたことや、当時『ブルー・ライト・ヨコハマ』がヒットしていた、いしだあゆみさんと元町ですれ違ったことも良い思い出だ。
○…モアーズなどの商業施設を展開し、来年135年を迎える(株)横浜岡田屋の代表取締役社長。社の合言葉は「変わらないのは、変わること」。業態や店舗構成など時代に合わせて変化させ、運営するハンマーヘッドでは立地や催しに頼らず自店の魅力で集客することに成功した。多くの人やまちと関わる中「横浜に育ててもらった」という思いは強い。この横浜愛がまちづくりを牽引する原動力になっている。
〈神奈川県後期高齢者広域医療連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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