夏の夜の庭園に転がる生首――。磯子区岡村の久良岐能舞台で8月17日、「くらきナイト」が開かれた。
夏ならではの雰囲気を楽しんでもらおうと、お化け屋敷と落語や雅楽といった伝統文化を組み合わせて企画されているイベント。4回目を迎えた今回はチケットが事前に完売となり、約90人が会場を訪れた。
午後7時の開門後に参加者たちを迎えたのは、普段とは印象が異なる日本庭園。お経が聞こえ、わずかな灯りで照らされた庭園はさながらお化け屋敷のようで、所々に生首や墓、お化けなどが待ち構えて参加者たちを驚かせていた。
薩摩琵琶で語り
能舞台での今年のプログラムは薩摩琵琶。2年前にも出演した川嶋信子氏が、薩摩琵琶を奏でながら「葵の上」と「竜と琵琶法師」の語りを披露。参加者たちは静けさの中、演奏と物語に耳を傾けた。参加者の一人は「普段とは違った庭園や能舞台の雰囲気が楽しめた。またぜひ来たい」と話した。
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