金沢区の横浜・八景島シーパラダイスで8月19日、夏の環境啓発イベント「グリーンキッズ2024・夏〜東京湾の生きもの観察ツアー〜」が行われた。
13回目となるこの企画は、横浜市による海洋資源を活用した温暖化対策事業「横浜ブルーカーボン」に関する取り組みの一つ。海に触れ、環境の大切さを知ってもらおうと、小中学生を対象に実施されている。
当日は親子35人が参加し、屋外にある水族館「うみファーム」で東京湾内に生息するヒトデ、カサゴ、クラゲなどを採取して観察。子どもたちは飼育技師から海洋資源の大切さについて説明を受けた後、大きさなどの理由で市場に出さない「未利用魚」を使った餌やりや、網でクラゲや貝などの生物をすくう体験など、さまざまな形で海の生き物たちと触れ合った。
参加した小学2年生の満若龍雅さんはナマコと触れ合って「硬いと思ったらヌメヌメしていた」と笑顔。ほかにも「フナムシは泳げるか」などたくさんの質問を投げかけていた。飼育技師の野村俊介さんは「子どもたちが興味を持って聞いてくれて良かった」と話した。
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