横浜建設業協会磯子区会の会長を務める 谷口 敦さん 磯子区栗木在住 51歳
建設業で世のために
○…磯子区内22社の会員企業や行政機関などと連携し、職務を生かした地域貢献に努めている。活動は災害時の道路補修や土砂崩れへの緊急対応、安全確認のパトロール、磯子まつりでの「はたらくくるま大集合」などさまざま。企業としての仕事にも励みながら、「世のため、人のため」という思いを胸に磯子区で暮らす人々を思って力を尽くす。
○…鶴見区の建設業者での勤務を経て、父親が創業した谷口建設(株)=栗木=へ入社。市内を中心に道路・上下水工事などに従事してきた。跡を継いだ後、グループ企業として栄産業(有)を立ち上げ、埋設管路の工事に役立つインシチュフォーム工法を取り入れるなどして事業を拡大。今では両社とも代表を退いたが、「数年前に入った社員が、資格をとっていきいきと働いてくれているのがうれしい」と笑顔。「働きやすい環境を作り、一人でも社員が立派になってほしい」と、後進の育成に力を注ぐ。
○…杉田小学校、浜中学校の卒業生。小さい頃からサッカーに打ち込み、高校は横浜商科大学高校=旭区=へ進んだ。今の趣味は、仕事仲間とのゴルフや釣り。「揺れる船上は苦しいけど、修練の場」と苦笑いするが、「この前は八丈島で約15kgのカンパチを釣り上げた」と充実した表情で語る。
○…2度目の区会長職だが、前回務めた時から代替わりした会員企業もある。「まずは各会員の状況を確認することから。いざという時にしっかり動ける組織整備を」。組織の強化につながる会員増強も重視し、5月の就任からすでに会員を3社増やした。「企業の規模に関わらず、志のある人に集まってほしい」。同志たちとともに、磯子の安全・安心を支えていく。
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